時間無制限で延々とセックスができるのがテレクラのいいところ
風俗などではキスだけで持ち時間のすべてを使いきってしまうほどの病的なキス魔であるところの自分としては、時間を気にせずに延々とキスができるテレクラの素人女性とのプレイのほうが満足度が高いというのは当然の話である。
時間を気にするセックスほど苦手なものはない。快楽のための集中力が乱れ、気もそぞろな射精に終わることがほとんどだ。要するに、そういう上の空のセックスは、三時間の制限時間でするサウナのようなものだ。
スイートコールで出会った素人女であれば、壁にかけられた電話が「制限時間の到来」を告げるためにけたたましく鳴り響くということはない。
あの「終わり」を予告する固定電話というのは、スイートコールのような無店舗型テレクラのために利用する携帯電話と違って、なんて忌々しい存在なのだろうか。
禁止事項だらけのセックスにも耐えられない。それは快楽を高めてくれるエロティシズム的な禁忌ではなく、ただただ目前のセックスを萎縮させるだけのものだからだ。
オナクラなどの風俗では、身体に触れることもキスをすることも禁止事項。そのたびにオプション代というものを支払って、一つ一つの禁止を取り払っていかなければならず、煩雑であり、たけのこの皮を剥がさせるような悪辣なやり方だ。
スイートコールの素人女子を相手にした場合、こういったことは一切気にする必要がない。もちろん、相手の同意なしに何をやってもいいというわけではないが、あまりにガチガチに決められたルールとは違って、接触もキスも挿入も気負いなく遂行できるのがいい。
激しい手マンなどは女の子の膣を傷つける可能性がありますので、ご遠慮ください、などと言われると、激しい手マンをするつもりなどなく、アダムタッチ的手マンをしようと考えている自分であっても萎縮してしまう。
もし、相手の申告で「禁止領域に突入するような激しい手マンをされました!」とでも言われたら一巻の終わりだ。
だから、女性器にふれることさえはばかられる。恐る恐るになってしまう。
スイートコールで出会った女の子にディープキスをしながら右の乳首をもてあそび、空いた左手をショーツへと伸ばすときのなんというリラックスした流れだろうか。
安堵とともにショーツのなかに手を滑り込ませてゆるやかな手マンをほどこすとき「そうそう、これだよ、この落ち着きだよ」という声が漏れそうになるのだが、ディープキスをしたままであり、女の子の舌がからみついたままであるために、声にはならない。
私はディープキスを愛するが、それ以上に愛しているのが乳首舐めだ。私は乳首舐めの時間が永遠に続けばいいと本気で願ってしまうほどに乳首舐めを愛している。
乳首舐め手コキにおいて重要なのは、射精というフィニッシュではなく、たえず乳首に刺激を与えられながらの寸止めのプロセスだ。
それと、乳首舐めをしてくれるために身をかがめた女の子の乳首の先端が、ふいに、自分の肌の上に触れたりするアクシデントがあるとなおよい。
乳首舐め手コキの持続と、この不意に発生する偶発的接触さえあれば、あとは何もいらない。射精は不要なくらいなのだ。なんなら、乳首舐め手コキをされながら意識を失い、そのまま帰らぬ人になってしまいたいほど。
もちろん、三日三晩にわたって延々と乳首を舐めてもらうというような快楽地獄を経験したことはない。そんなのは、私よりも、女の子の体力的にキツいものでもあるからだ。
十分程度の乳首舐めでも「がんばってもらっちゃってるな」と申し訳なくなるほどなのだから、あまり乳首舐めを求めすぎるのは考えものだ。いくらエターナル乳首舐め手コキを求めているとはいっても、限度と良心というものがあるだろう。
だから、私は射精というフィニッシュに向けてしっかりと積極的に動き出すことになる。
もちろん、キスや乳首舐めだけでも十分、と口では言っておきながら「せっかくだから」という貧乏性が顔を出し、性行為にまつわるあらゆる選択肢をくまなく抑えておきたいという本音があるのは否定できないが。
スイートコールで出会ったボブヘアーの女の子は細身ながら意外と肉付きがよく抱き心地は抜群、それに膣の締まりがきわめてちょうどよいと来ていたから、挿入してピストンしながら胸をもみしだいている渦中に「なるほど、キスや乳首舐めだけにこだわっていた自分が間違っていたようだな」という一言も思わず漏れそうになる。
だが、漏らすべきなのは一言ではなく、精子。それも数日間のオナ禁を経て溜まりに溜まった濃厚精子だ。
饒舌なのはツーショットダイヤルだけでいい、それよりも過剰な情報が書き込まれたおしゃべりな遺伝子は、精子としてテレクラ素人女の膣内に注ぎ込まれることになるのだから、最終地点に中だしがあるテレクラセックスにおいて、言葉は不要なのだ。
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