テレクラ女性を相手にやりたいことを我慢してはいけない
スイートコールで出会ったテレクラ女性の前では、可能な限り自分の欲望を発散するようにしている。
我慢は毒だ。テレクラ女性とあっているというのに、我慢という毒杯を仰ぐほど馬鹿らしいことはない。
だから、叩きたくなるような尻があれば絶対に叩くし、ゴムをしていないとわかっていても、とにかく中出しがしたいと思ったならば何を差し置いてもかならず中出しをする。
幸か不幸か、いまのところテレクラ女性のうんこが食べたいと思ったことはないが、もし、ふと「うんこが食べたいな」と思ったならば、私は絶対にテレクラ女性のうんこを食べてみせただろうし、そうしないうちは帰らないという強硬姿勢さえ見せるに違いない。
私はテレクラ女性を相手にしたときのセックスにおいては、この基本原則を破ったことはない。やりたいことはやる。やれないまでは帰らない。
この基本原則によって、テレクラ女性を傷つけたり、怒らせて罵倒されたりというような経験を持ったこともあるが、知ったことではない。
いや、気の毒だな、と振り返って反省することもあるが、そのときは、何よりも「私がやりたいことをやる」が優先されているので、それ以外のことには頭がまわらないのである。
今回の、スイートコールで出会ったテレクラ女性の場合は、私自身の「やりたいこと」がそれなりにノーマルであったこと、それから、テレクラ女性のほうが「なんでも受け入れてくれるタイプ」であったことから、実にバランスのいい節度を持った理想的なテレクラセックスができたと自負している。
私の欲望がもう少しアブノーマルに傾いていたり、テレクラ女性の心が少しでも狭かったりしたならば、きっと、今回のようなセックスにはならなかったに違いない。
私がやりたいことが、たとえば「服を脱ごうとして、頭のあたりで上着がひっかかっているときに、しょうもないイタズラをする」くらいであったのは、まったく、私にとってもテレクラ女性にとっても良いことであったといえるだろう。
私がしたことといえば、せいぜい、視界が塞がれて服を脱ぐことに苦戦をしている女性の乳房にピンクローターを押し付ける、という程度のたあいもないイタズラに過ぎない。
私は、待ち合わせ場所に向かうときは、「やりたいこと」として「脱衣中のいたずら」というのを考えてはいなかった。だが、スイートコールのエロすぎるテレクラ女性がかばんの中から次から次へとローターやバイブを取り出すのを見て、ふと、そうしたいと思ってしまったのだ。
もし、彼女のかばんの中から飛び出たのがローターやバイブではなく、タンポンであったならば、私は、まったく違う「やりたいこと」を思いついて、とんでもない蛮行に及んでいたかもしれない。
テレクラセックス中というのは、テレクラセックス以外の時間では絶対にやりたいと思わないだろうし、嫌悪するようなことも思いついてしまうことがあるから危険だ。
自分は、彼女のタンポンを見たならば、へたすると、彼女のおしっこをワイングラスに注いでもらって、そこにタンポンをつけこみ、十分に小便が染み込んだのを確認してから、その小便でパンパンになったタンポンを口に含んでチュウチュウと小便を吸い始めたかもしれなかった。
それは、いまこう書いていて「絶対にやりたくねえな」と思うようなことなのだが、これをもしプレイ中に、頭の上に電球が灯るイメージとともに思いついてしまったならば、それを絶対にしただろうし、やるまで帰れなかっただろう。考えただけで吐き気がする。あのとき思いつかなくて本当によかった。
思いつきも、日によってぜんぜん違う。平均値が出せない。新しい思いつきが止まらなくなることもあるし、何も思いつかないというか、セックスすらしたいとは思わない、というときもあり、私には、テレクラセックス双極性障害とでも言うしかないような、なにか極端なピークと底を持つバイオリズムがあるのかもしれないと不安になることがあるくらいだ。
なんにせよ、スイートコールで出会ったテレクラ女を相手にしてやりたかったことが「騎乗位で揺れる乳房を下から眺める」程度のことで終わったのは、お互いにとって救いであったのではないか。
ちょっと前に、「私の気が済むまで、お互いの頬を交互にビンタしあう、というのがやりたい」と思ってしまい、(私がそうしたかったから)テレクラ女性と延々ビンタしあうしかなくなり、私もテレクラ女性も頬をパンパンに赤く膨らませるだけでセックスをせずに帰宅したことがあった(テレクラ女性は泣いていたが、私は、鼓膜を駄目にしたもののかなり満足していた)が、そういうことにならなくて、テレクラ女性も九死に一生を得たといったところではないだろうか。
これといった「やりたいこと」がアイデアとして思い浮かばない日が今日のようにもっと増えてくれと願うばかりだ。
普通にただヤルだけのセックスをしたのは久しぶりで、そのありふれた日常的なセックスは感動的であり、「なぜこの普通のセックスで満足できずに、やってみたいこと、などが生じるのか」という自己嫌悪にとらわれもしたのである。
しかし、テレクラを使い続ける限り、テレクラ女に対する要求は唐突に過激なものとして現れてくるだろう。
今回のテレクラ女性のセックスは嵐の前の静けさであったのかもしれない。私はノーマルなセックスの穏やかさに感謝しつつ、自分の内側で溜まっていく暗くどす黒い衝動的欲望の発露に怯えてもいるのである。
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